Till The Time Of Love
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前は10代半ばだったとはいえ
ここまで解釈が変わるものかと驚く。
けっこうヘヴィーでシリアスね。
中絶と孤児。親子。血縁。
愛と性、或いは命について。
戦争とは結局それらを強奪する行為。それ以上でも以下でもない。
キャンディ演じるシャーリーズ・セロンがとてもいい。
夫は戦争から下半身不随で帰還。
一時の寂しさを埋めるための、ホーマーとの不貞に与えられた罰は
永遠に埋まることのない空白か。皮肉だ。
ミスチルの「フェイク」の歌詞を思い出してみたり。
孤独や愛欲の隙間を埋める相手なんて代用品でしかない。
ローズ親子の近親相姦。ナイフと、同じ色の血。
「血の繋がり」が持つ意味って何だろう。
ホーマーとラーチ院長は血の繋がりはなくとも「真に」親子だった。
深い愛故に憎しんだ。そして愛で支え合っていた。
ラストの孤児院のシーンはとても心が温まります。