暑さのせいか些細なことに苛つく。
目に映るものは
カーテンの模様や冷めた日射し、中途半端に途切れた会話、見慣れたはずの嫌な癖、
教会のカラス、大地震の悲鳴、生温い風、街の不協和音、汚れた人間の異臭、
世界に潜んだ醜さ、カオスの音色、頷きあうだけの絆、消えた魂、涙の輪廻・・・
でもさ そのままでいい どんなに狂ってても
奇麗な心たちが 無茶苦茶に傷ついても
そのままでいい どんなに狂ってても
でもさ 明るいよね やさしいよね 正しいよね 本当の世界は
でもさ そのままでいい そのままでいい どんなに狂ってても
JUDE「本当の世界」
本当の世界は、きっと...