Today, We’re happy People.

Licoshe2006-05-28

君は砂漠に咲いたユリ
六月の気違いのシェパード
涎を垂らす

My sun with die
行き着く果てで
君が失った青い花
その眼 その手 その唇を
何故か 不思議だと 想うのです

ART-SCHOOL 「斜陽」


世界は醜さに満ちている。
平和な人の知らないところで、多くの人が悪意に巻き込まれている。
金に淘汰されていく人々。暴力で汚される人々。
そして飢え死に寸前の少年を見ながら、間食する富める人々。
その後のCMの軽薄さ…
欲望は人間のダークサイドをいっそう醜く映し出す。
資本主義社会とは、欲望を満たすものを
簡略化された構造の中で、効率的に、人々に金で「売る」社会だ。
別にその社会を批判する気もないし、
僕自身も、数々のサービスを享受して快適な生活を送らせてもらっている。
飢えで困ることもない、恵まれた社会で。
タイ人の話を御存知だろうか。
彼らの社会では売春は半ば合法だ。
それで稼いだ娘の仕送りで、家族が生活している。
価値観の違い、と言い切ってしまうのは容易い。
しかしなぜ、そんなことをしなければ食べていけないのか。
そんなことをしないと、生きることさえ、許されないのか。
そしてなぜ、富める人々はそれを当たり前のように「買う」のか。
タイ人の生活のため?果たしてそうだろうか?
どうして、生まれた国によってこんな格差が生まれてしまうのか。
これは紛れもなく、資本主義社会、あるいはグローバル化の影の部分だと思う。
社会をありのまま受け入れることが大人だと言うのなら、
大人になんてなれそうにはない。


…でも周囲を見渡すと、世界はそんなに悪いものではない。
少なくとも僕の周りには一見、美しい世界が広がっている。


真夜中のコール。綺麗な女性の汚れない声。
優しい音色、大切なぬくもり。


身近なものに目を向けようと思った。
そしてそこに、闇が届かないように。


世界は砂漠のようで、気違いのシェパードだらけ。
そこに咲いた真っ白なユリも、やがては染められてしまうのだろうか。


それは生きていくためには、多少は必要なことかもしれない。
だから変わりゆくその姿を見守っていたい。
涙のときには少しでも光を射せるような。そんな存在で、ありたい。


そして自分も、変わっていくんだろう。
いつまでもこのままではいられない。
受け入れてしまった方が、きっと楽になれる。


それも一つの成長…


世界は今日も、輝きに満ちているよ。


さあ、今から夜のバイトだ☆


毎日はきっと、なりたい自分のためにある。


その幸せ、その自由を噛みしめながら…


頑張ろう!