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Futures

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More Than You Think You Are

More Than You Think You Are

最近はemoな気分。
Jimmyはすっかり筋肉質な音になっちゃったね。でも好きだ。
以前の彼らには「静」の部分に魅力を感じていたけど、
この作品で彼らの「動」の魅力に触れた気がする。
さらに、一見ハードな音の中にも綿密な工夫が凝らされていて、
繊細ではかなげな感性も壊さず共存させることに成功している。
前作までは混ざりきらずに両極に分かれていた二つの要素が、
今作では曲毎に見事に溶け合っていて、とても心地良い。
次作では一体どんな音を鳴らしてくれるんだろう。
作品毎に異なったアプローチを見せてくれる彼らは、
まさに聴き手に期待を抱かせるアーティストとは呼べまいか。


Matchbox 20、泣く。名盤!
アメリカ中がこの男のメロディに酔う」
と言わしめた、名ソングライター、ロブ・トーマスを擁するバンド。
音は真っ向勝負と言うべきか、王道アメリカンロックな印象。
ただ、曲はもちろんのことだが、楽器の表情が非常に豊かで、アレンジも多様。
安易なテクノロジーに頼らずに、生の良さで勝負する姿勢は、
ソングライターとしての自信と同時に、バンドとしての自信も伺える。
こちらの感情に「自然な共鳴」を生み出す力を持ったパワフルな楽曲達。
押しつけがましくもなく、こちらから寄り添う必要もなく。
頼れる人生のサウンドトラック。
どうやら僕もこのメロディに酔わされてしまったようです。いひ。


1/16 追記