存在とBelieve

波動がすれ違って空間がぐにゃりと歪む。
大きな未来。
見えない未来。
だけどいつか歩むことになる未来。
そこにどんな表情で立っているか、今は予想もつかない。
それぞれにそれぞれの考える未来の在り方があって、
それは決して交わることのない平行線のように、
または交わってはすぐに離れていく直線のように、
それぞれのつま先から伸びている。
変わらないでいることは難しいことかもしれない。
だけど変わりながらも失くさずにいることは、そんなに難しいことじゃないと思う。
変わる部分、変えるべき部分、変わらない部分、変わらないでいい部分...
そう、僕等はひとつのピースから出来てるわけじゃないから。
みんな不純物。いろんなピースで、いろんな色で構成されている。
だから人生においてひとつの答えが出ることはきっとない。
だからいつまで経っても悩むし、不安だと思う。
何かを失くすことは悔しくて悲しくて他のどんなことよりも痛い経験だけど、
失くすことで初めて歩くことができる道もある。
そう思えば人生において無駄な事なんて実は何もない。
だから、何も恐れるな。信じることを恐れるな。感じるままに進めばいい。

それでも変わらないものはいつも、そこにあってほしい。
そしてその存在を、心から信じたい。
きっとこれからも、そうやってもがくんだろう。