3/6 BUMP OF CHICKEN 2008 TOUR 「ホームシップ衛星」

大阪城ホールにライブを観に行くのは初めてだった。
正直、バンドとの距離が遠くはないだろうかと、不安も入り交じっていた。
しかし、予想を大きく上回り、その2時間は素晴らしいものだった。


以下、ネタバレゆえ折りたたみます。


01.星の鳥
02.メーデー
03.才悩人応援歌
04.涙のふるさと
05.ハルジオン
06.ハンマーソングと痛みの塔
07.時空かくれんぼ
08.プラネタリウム
09.花の名
10.arrows
11.飴玉の唄
12.fire sign
13.かさぶたぶたぶ
14.ダイヤモンド
15.天体観測
16.supernova
17.星の鳥 reprise
18.カルマ


01.くだらない唄
02.DANNY


何曲かピックアップして感想を書きます。


03.才悩人応援歌
ここまでの流れがCDと同じ曲順で驚いた。
毒のある歌詞で、個人的にかなり好きな曲でもあるので
不意を突かれ、泣きそうになる。


05.ハルジオン
これが聴けるとは思ってなかった。
気持ち良く乗れました。


09.花の名
CDで聴くよりもずっと伝わるものがあった。
藤原さんの歌い方がとてもエモーショナルだった。
決して丁寧ではない、だからこそ、心まで泳ぐ唄声。
ただ腕を振り上げるだけがライブではなく、
こういった喜びもまた、醍醐味なのだろうと僕は思う。


10.arrows
ここからの流れには感動した。
アルバムでも1,2を争うほど好きな曲。
イントロで絡み合う美しいアコギの調べに、鳥肌が立つ。


11.飴玉の唄
そして同じくアルバム内で最も好きな曲のひとつ。
直井さんのベースが印象的。
そして

見えなければ 死ななければ だけどそんなの君じゃないよ
僕はやだよ 君がいいよ 離れたくないな

生で聴くとさらに突き刺さったこの部分。
ことばとメロディ以上のものを、聴き手に伝えることのできる
素晴らしい歌い手だと、改めて思った。


12.fire sign
直前のMCでの直井さんの誘いもあり、
ラララの部分を皆で大合唱。
バンプはそういうことしないと思っていたので意外だった。
あまりに楽しく思わず斉唱。気持ち良かったです。


13.かさぶたぶたぶ
そしてかさぶたきましたー。
かさーぶたーぶたーぶかさぶたの大合唱。
藤原さんがお茶目でした。
観客の反応に喜んでいるのを観て、
驚きとともに、すごく嬉しくなったのを覚えている。


14.ダイヤモンド
個人的に今回いちばんグッときたのがこれ。
あらためて大切なことを思い出させてもらった。


15.天体観測
オーディエンスも最高潮にノってきたところでこの曲。
やはりいちばん盛り上がっていたような気がする。
何故かすこしテンポが気になり、あまり集中できず><


16.supernova
この曲でもコーラス部を皆で大合唱。
PVの中にいる気分だった(笑)
客席が前のスクリーンに映し出されていたのが印象的だった。
スポットライトをこちらに向ける演出もニクい。


en01.くだらない唄
アンコール1曲目。
まさかこの曲が聴けるとは…!
CDのとおりソロは2本で絡んでました。


en02.DANNY
そして最後は…DANNY!!
インディ・デビュー前からの曲。感激。



全体としてバンドとの距離感が丁度良くて、とても居心地がよかった。
どんどんメジャーになって、戸惑っているのでは?と勝手に心配してたけど、
新しい層をオープンに取り入れつつも、従来のファンへの配慮も欠かさない、
そんな大人なスタンスに、迷いのなさ、揺るぎのなさを感じた。

繰り返しになるけど、素晴らしいライブだった。また行きたいと思う。



PS:ひとつ残念だったのが新譜から「ひとりごと」をしてくれなかったこと!!
これだけは聴きたかった…><