Trial and Error


大きなリスクを伴う生き方をしてきた、とはとても言えない。
そんな自分でも、随分たくさんの失敗をしてきた。
自分なりに消化した失敗、できていないままの失敗。どちらも在ると思う。
でも、周囲がにぎやかで、笑いがあって、痛みがあって。
そんな今を支えるものの中には、確実に、失敗がある。
「若いうちは失敗を恐れずに何にでも挑戦すべき」
そんな風に言う大人は、自分の周りにはあまりいなかったけど
モラトリアムの消費期限を眼前に、いま思うことは
「もっとたくさん失敗してもよかったのかな」ということ。


この1年は本当に大きな1年だった。
というのは、自分の生き方を、根底から見つめ直した1年だったから。
自分の在り方を全力で否定してくれる人に出会えたから。
そんな中、大いに悩み、痛み、学んだ1年だったから。
就活に始まり、夏・秋のインターンでの出会い、ゼミ、バイトetc。
それにまつわる色々。家族、友人、恋人との関係の変化。
未だ鳥瞰することは出来ないが、色んな意味で人生の転機になったと思う。
大学四回生という、自分にとっての最期の執行猶予を
たくさんの挑戦と失敗で彩ることができたことを、心から嬉しく思う。
そして時に傷つきながらも関わってくれた、全ての人達。
心から、ありがとうございました。
2007年の心のカレンダーはたくさんの走り書きと落書きで溢れている。
新年までにそろそろ、大掃除を始めないとね。
年が明けても、許された時間を、たくさんの「色」で塗りつぶしていきたい。
今年一年に負けないぐらい、大きな虹を架けられるように。