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これから何かを始めるのに、今日ほど早い日はない。
とはよく言ったものです。
四月半ば頃、もう手遅れかなと思ってた。
でも今から思えば、まだ四月だったんだ。
あの時、無理矢理にでもアクションを起こして良かった。
そしてまたひと月も経てば、
今日のことを、まだ五月だったのか。
と振り返るだろう。
時の流れは止まない。
常に同じ方向に。
正直、不安だらけだ。
壊れる一歩手前で
張り詰めているのかもしれない。
だけど夜の川辺を漂っていて気づいた。*1
流れていこう。
此処にはあまりに無駄なものが多すぎる。
離れて見ると
氾濫する情報に飲まれそうな自分に気づく。
目的さえも、埋もれてしまう。
もっとシンプルでありたい。
しばらく日々はつづく。
暗雲の中からかすかな星を探し出す日々。
でもそこで気づく。
「今」から「未来」を見るのではなく
「未来」から「今」を見ることが、重要なんだってこと。
何度でも転ぶ。
傷を見つめる。
その中から、何かを学ぶ。
未来から今を見たとき、
足りないものはきっとそこにある。
*1:五年前に死んだ犬の墓を探してた