今日出会った作品。
- アーティスト: Tahiti 80
- 出版社/メーカー: Universal Int'l
- 発売日: 2005/12/22
- メディア: CD
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個人的には「お洒落音楽」の域に留まっていた。
だけど今作は様々な実験要素
―ブレイクビーツやソウルフレイヴァー…
が散りばめられていて、音楽的バックボーンの広さを感じる。
ジャンルの境界線に囚われないボーダーレスで自由な作品。
もちろんオシャレ感は失われておらず「お洒落+アート」って感じ。
都会のカフェやセレクトショップによく合いそう。
- アーティスト: Vanessa Carlton
- 出版社/メーカー: A&M
- 発売日: 2004/11/09
- メディア: CD
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CSで耳にした時は、
世界にはこんな瑞々しい感性を持った人がいるんだ!
と、驚いたのを覚えている。
ちょうど洋楽に触れ始めた頃だったから、余計に。
だけど試聴したアルバムは良くも悪くも
少しオーバープロデュースで、商業的な匂いがした。。
そのせいか、個人的にはあまりピンと来なかったんだけど
今作は、彼女の自然な持ち味がうまく活かされた作品だと思う。
ソングライティングは冴えわたり、ピアノの音も前面に出てる。
そして何より、彼女の声に、優しいやわらかさが加わり、
「シンガー」としての魅力が深まった気がする。
そこが、やや控えめなアレンジと相俟って素晴らしく映える。
- アーティスト: Blink 182
- 出版社/メーカー: Universal Int'l
- 発売日: 2006/01/10
- メディア: CD
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彼らは曇りがかったティーンエイジ期を
楽しむ術を教えてくれた大切な存在。
未発表曲と「Man Overboard」の為に借りたんだけど、
こうやってキャリアを歴史順に並べてみると
同期のメロディックバンド達の中でも圧倒的に曲が良いことに気づく。
特にトラヴィスが入ってからは、曲の表情が多彩になり、
最後は多彩になりすぎて賛否両論を呼んだけど…
僕は彼らの現時点におけるラストアルバムに拍手を送りたい。。
彼らの音楽はよく「底抜けに明るい」と表現されるが、
確かにこんな時代だからこそ、こういう音楽は必要だと思うし、
ロックはバカにならないといけないともよく言われるが、
彼らの音楽はただおバカで明るいだけではなく、
苦悩があり、痛みがあり、愛がある。
本当の「バカになる」とは、僕はこういうことだと思う。
世の中にはただ騒ぎたいだけの音楽も沢山存在する。。
だけどそういう音楽が好きな人というのは
おそらく音楽がこの世になくても、生きていける強い人だ。
(少なくとも僕が今まで出会った人はそのようだ)
音楽にはどこか痛みを感じられる必要があるというのが
何らかの痛みによって生み出されるものであるというのが、
僕の主張です。
そもそも、何かに痛みを感じている人しか音楽なんて作れない。
作る気もおきないだろう。
彼らは活動を休止してしまったが、
多くのバンドが本当の意味でバカになるための
良き鏡でありつづけるだろう、と僕は確信している。
いつか再開してくれることを祈りつつ…
敬意を込めて。