mass production

トキの流れは 加速するばかり
年を追う毎に 早送りの景色
すべてが真新しく 映った季節
目を輝かせた 回り道の夕焼け
今はぼんやりと 眺めることもなく
置いていかれないようにと
横目で睨み合いながら 何かと競い合う毎日です


ああ いつから
この仕組みの中に居たんだろう
ああ バカだな
また抜かされてしまったじゃないか
そんな疑問 持たないように
規格化された機械達のレース
何度も転んで 擦り剥いて
痛いほど 痛いほど 気づいてた


これが僕の選択


ネクタイを直す―…




by GLASSFISH 「Mass Production」