白日の永遠

獣も声を潜めてる 白日の光のなかで
吸い込まれていった 叫び声
響くことなく 大きな空に
途切れていった 白い息 
静かな午後に ブロンズの鐘が 揺れる


あなたはずっとそうだった
いつも十字架をその胸に
でも わからない 自分には


なぜあなたなのか


この空は青く いつもより 青く
ただ生まれては 消えていくだけの 雪のように
形を変えながらも あなたは生きてる
きっと どこかで  きっと 笑ってる
そばにいてくれる? いつもと変わらず...


あなたは ずっとそうだった 堅く閉ざした唇で
でもわからない 自分には なぜ  あなたなのか


この空は青く 無情にも 青く
ただ咲かせては 枯れていくだけの 華のように
形を変えながらも あなたは生きてる
きっと どこかで きっと  歌ってる
そこにいるんだね いつもと変わらず
姿はなくとも あなたを 感じます  
あなたを 感じます


風のない道の上 鮮やかな太陽を見た
僕はこの眼をつぶしたかった
なぜか涙が出ないんだ


白日のなか あなたは笑う 


By GLASSFISH