HARLEM JETS

HARLEM JETS

祖父の一周忌だった。
人はいつか、灰になるけど、できることなら、
残された人の心の中に、何か綺麗な粒子を遺してから逝きたい。
祖父にはとてもよくしてもらったので、
思い出すと、心が温かくなる。


願いは、強く望むだけでは叶わず、今あるものに感謝することで初めて、
仏様に届く、という住職さんの話があとに残った。

気付かなくちゃ かけがえのない事に
気付かなくちゃ かけがえのない日々に

(「Sweet Days」 by BLANKEY JET CITY


※「葵(あおい)」…またの異称を、形見草。